種別 | 論文 |
主題 | RC曲線部材の温度応力解析 |
副題 | |
筆頭著者 | 浅井隆一(大林組) |
連名者1 | 川上洵(秋田大学) |
連名者2 | 加賀谷誠(秋田大学) |
連名者3 | 水城康男(ピー・エス) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 383 |
末尾ページ | 388 |
年度 | 1993 |
要旨 | まえがき 近年、曲率を有する構造物は、コンクリート構造においても積極的に用いられるようになってきている。著者らは、面内荷重を受けるPC曲線部材のひびわれ強度及び破壊強度を解析的に明らかにした。このようなコンクリート曲線部材において、日中太陽により表面が加熱された場合や容器の内側が高温となる場合に生じる温度応カは重要であるが、ほとんど研究報告等がなされていなかった。本研究は、熱を受けたRC曲線部材の温度応カを解析し、その構造特性を明かにしたものである。 まとめ 以上、RC曲線部材に対する温度応力に関する解析を行い、さらに構造特性について明かにしたが、その結果を下に要約する、(1)著者らの提案する解析法は、断面内の温度分施から、あらゆる曲率(h/R)を有するRC部材に対しても、また、熱膨張係数及び弾性係数などの物理的性質の、その値が異なる多層部材に対しても温度応力を得る事ができる。(2)本理論における計算式は、曲率半径Rを無限大に取ることによって、直線部材における、応カ算定式と一致を見ている。(3)上記の、RC曲線部材に関する応力解析結果は、さらにPC曲線部材へ理論の拡張も可能であり、クリープ・乾燥収縮・レラクセーションなどの、2次応力をも解析することができる。 |
PDFファイル名 | 015-01-2064.pdf |