| 種別 | 論文 |
| 主題 | 正方形蛇腹鋼管で横補強された鉄筋コンクリート柱の中心圧縮実験 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 野口隆（青木建設） |
| 連名者1 | 富井政英（青木建設） |
| 連名者2 | |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 15 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 543 |
| 末尾ページ | 548 |
| 年度 | 1993 |
| 要旨 | はじめに 本研究では、鉄筋コンクリートラーメン構造の高層化を、高度な耐震性が要求される場合にも推進してゆくため、柱の耐力の増大と靱性の確保が達成できる方法として、柱に、設計基準強度が540kgf/cm2の高強度コンクリートを使用し、正方形蛇腹鋼管(以下蛇腹鋼管という)で横補強する方法を考案した。筆者らは、蛇腹鋼管を、半円弧波状の波形鋼板を直交する管面の管軸方同の凹凸の位相を相互に半波長ずらして、管の隅角部を溶接する方法(以下溶接式という)で製作し、蛇腹鋼管鉄筋コンクリート柱の中心圧縮実験を行い、その中心圧縮性状を明らかにした。本論文では、蛇腹鋼管を溶接式によらず、角形鋼管の内側から液圧をかけて成形する方法(以下液圧式という)で製作し、液圧式蛇腹鋼管桂の中心圧縮実験を行い、軸方向ひずみ、径方向ひずみ及び中心圧縮耐力に対する液圧式蛇腹鋼管の拘束効果を報告する。 まとめ 1)管厚1.6mmの蛇腹鋼管柱の軸方同ひずみに対する対角方向ひずみの割合は、圧縮耐力以後も約1/3以下である。2)圧縮耐力時における辺中央部蛇腹断面の引張力と曲げモーメントの組合せ応力は、全塑性耐力の約0.9倍となっている。3)蛇腹断面の引張力から定義した平均拘束応力は、拘束による応力上昇分と直線関係にある。 |
| PDFファイル名 | 015-01-2091.pdf |