種別 | 論文 |
主題 | 高強度コンクリート(Fc600)、高強度主筋(SD490)を用いた柱、梁接合部の力学性状 |
副題 | |
筆頭著者 | 麻生直木(竹中工務店) |
連名者1 | 長嶋俊雄(竹中工務店) |
連名者2 | 菅野俊介(竹中工務店) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 553 |
末尾ページ | 558 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 高強度コンクリート、高強度主筋を用いた鉄筋コンクリート造フレームを設計する場合、部材断面を縮小することが可能となるが、相対的に作用応力が大きくなり、柱梁接含部のせん断、中柱梁接合部内に通し配筋した梁主筋の定着、および、外柱梁接合部内への梁主筋定着等が問題となってくる。そこで、高強度材料を用いた鉄筋コンクリート構造の実用化のため、柱コンクリートにFc=600kgf/cm2、柱梁主筋にSD490を用いた鉄筋コンクリート造柱梁フレームの実験を行ない、フレームの耐力、変形性能、および、梁主筋の定着性状等について検討を行なった。 まとめ 1)試験体2体とも梁の曲げ降伏が先行し、試験体No.1は、層間変形角R=1/33まで、試験体No.2は、R=1/25まで安定した復元力特性を示した。2)限界変形角は試験体No.1でRu=1/25、試験体No.2でRu=1/20で、層間変形角1/50の時の等価粘性減衰定数(heq)は、試験体No.1、No.2とも0.14であり、フレームとしての性状は良好であった。3)最大耐力実験値は曲げ耐力計算値を上回り、また、計算値とも良く一致していた。4)通し配筋された梁主筋の定着はR=1/33まで確保された。 |
PDFファイル名 | 015-01-2093.pdf |