種別 | 論文 |
主題 | 高層WR―PC造桁行き方向フレームの耐震性に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 窪田敏行(近畿大学) |
連名者1 | 福田幹夫(近畿大学) |
連名者2 | 前谷浩之(近畿大学大学院) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 701 |
末尾ページ | 706 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 「中高層壁式ラーメン鉄筋コンクリート造設計施工指針・同解説」が1987年に作られ、以後同工法による建物が数多く設計・建設されてきた。同工法は場所打コンクリートによる工法のため現場の手間不足などからプレキャスト化が望まれ、その工法の開発も進められてきた。しかし、現状では実験データも少ないのでプレキャスト構造ということで2次設計における構造特性係数Dsを、場所打コンクリートの工法に比べて0.05上乗せして設計することになっている。本研究は、11階建ての壁式鉄筋コンクリート造をプレキャスト化した場合の耐震性を確認しようとするもので、本報告は11階建壁式ラーメンプレキャスト構造(WR-PC造)をDs値0.35として試設計した桁行き方向フレームについて実験を行い、一体打ちしたものとプレキャスト構造を比較しその耐力、変形性状についてまとめたものである。 まとめ プレキャスト化した中高層壁式ラーメン構造の桁行き方向構面の1/2縮尺による水平加力実験を行い耐力、変形性能について検討した結果、一体構造との局部的な違いはあるが、構造物としての耐力、変形性能は一体打とほぼ同等であった。また、プレキャスト試験体の梁下端筋の壁柱・梁接合部への定着性能は、曲げ上げ筋定着としても通し配筋したものとほぼ同じであった。 |
PDFファイル名 | 015-01-2118.pdf |