種別 | 論文 |
主題 | コンファインド高強度コンクリートの中心圧縮性状に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 崎野健治(九州大学) |
連名者1 | 孫玉平(九州大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 713 |
末尾ページ | 718 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 近年鉄筋コンクリート造建物の高層化にともない、材料が高強度化されている。このような傾向をさらに推進するプロジェクトとして、建設省を中心とした総合技術開発プロジェクト「鉄筋コンクリート構造物の超軽量・超高層化技術の開発」(委員長青山博之東大教授)がある。本研究はその一環として行われたもので、降伏点応力が11300kg/cm2の高強度円形横補強筋の拘束効果を実験的に検討したものである(高強度鉄筋分科会主査森田司郎京大教授)。円形横補強筋の拘束効果については、これまで多くの研究者によって実験的に検討されている。しかしながら、既往の研究は普通強度のコンクリートを用いた小型試験体によるものが多い。したがって、本論においては高強度コンクリートを用いた比較的大型の試験体の中心圧縮実験を行い、高強度円形横補強筋の拘束効果を検証するとともに、実験結果に基づきコンファインド高強度コンクリートの応力-ひずみ関係の提案を行った。 まとめ 以上の研究よりFC800級までのコンファインドコンクリートの強度の増加および靭性の改善は帯筋間隔が密になるにつれて伴い顕著になるが、FC1200級の超高強度コンクリートの場合は靭性の改善を期待するためには体積比2.74%以上の帯筋を配筋する必要があることと、コンファインドコンクリートの強度および応カ-ひずみ関係が(1)式および(2)式で良く評価できることが明らかになった。 |
PDFファイル名 | 015-01-2120.pdf |