種別 | 論文 |
主題 | 高強度材料を用いた鉄筋コンクリート柱の靭性改善に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 孫玉平(九州大学) |
連名者1 | 崎野健治(九州大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 719 |
末尾ページ | 724 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 近年鉄筋コンクリート造建物の高層化にともない、材料が高強度化されている。このような傾向をさらに推進するプロジェクトとして、建設省を中心とした総合技術開発プロジェクト「鉄筋コンクリート構造物の超軽量・超高層化技術の開発」(委員長青山博之東大教授)がある。本研究はその一環として行われたもので、降伏点応力が11300kg/cm2の高強度直線型横補強筋の拘束効果を実験的に検討したものである(高強度鉄筋分科会主査森田司郎京大教授)。さらに、実験結果に基づき直線型横補強筋により拘束された高強度コンクリートの応力-ひずみ関係の提案も行った。 まとめ シリンダー強度が323kg/cm2〜1343kg/cm2のコンクリートを、降伏点応力が11300kg/cm2の高強度帯筋で横補強した比較的大型の鉄筋コンクリート短柱および無筋コンクリート短柱36体の中心圧縮実験を行い以下の知見を得た。1)FC600級までのコンファインド高強度コンクリートの強度の増加および靭性の改善は帯筋量の増加に伴い顕著になる。FC1200級の超高強度コンクリートの場合は靭性の改善を期待するためには帯筋の補強レベル(0.5ρhσhy/cσB)を0.19以上とする必要がある。2)直線型横補強筋により拘束されたコンファインド高強度コンクリートの強度および応力-ひずみ関係は式(1)および式(2)で比較的良く評価できる。 |
PDFファイル名 | 015-01-2121.pdf |