種別 | 論文 |
主題 | アラミド繊維巻付けによる既存RC柱のせん断補強 |
副題 | |
筆頭著者 | 小田稔(三井建設) |
連名者1 | 岡本直(三井建設) |
連名者2 | 山中久幸(三井建設) |
連名者3 | 浅倉晃(ショーボンド建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 755 |
末尾ページ | 760 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 既存鉄筋コンクリート造柱のせん断補強としては、溶接金網とモルタル、あるいは鋼板、帯板を用いる方法がある。また、高強度繊維を柱に巻付ける方法も提案されており、これまでに炭素繊維を用いた補強方法の効果が確認されている。この補強方法は、繊維の持つ高強度、軽量、高耐久性などの材料の特性を生かして、補強効果が高く、施工性にも優れるといった利点をねらうものである。本論文は、アラミド繊維をせん断補強に用いる工法に関して、その効果を把握するために行った基礎的実験の結果について述べるものである。 まとめ 本論では、アラミド繊維巻付けによる既存RC柱のせん断補強効果を実験により確認した。<1>巻付け繊維量に応じて、せん断耐力は上昇した。<2>巻付けによる補強は、コンクリートの圧縮靭性の増大にも効果があり、部材の変形性能を向上させる。<3>同繊維量の平織り、UDテープおよびシートで補強した試験体は、ほぼ同様な補強効果を示したが、シート補強では、柱脚コーナー部から繊維が破断した。 |
PDFファイル名 | 015-01-2127.pdf |