種別 | 論文 |
主題 | 高密度配筋RC橋脚の地震時変形能力に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 今井政人(東日本旅客鉄道) |
連名者1 | 石橋忠良(東日本旅客鉄道) |
連名者2 | 古谷時春(東日本旅客鉄道) |
連名者3 | 菅野貴浩(東日本旅客鉄道) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 1097 |
末尾ページ | 1102 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに RC部材の地震時のぜい性的な破壊の危険性を低減するためには、耐力ばかりでなく、部材降伏後の変形能力を十分に確保する必要がある。これら変形能力に関する研究は数多く行われており、定量的に評価する方法も報告されている。今回の研究では、特に軸方向鉄筋量の多いRC柱についての変形能力を定量的に評価することを目的としており、その背景としては、鉄道橋脚においても軸方向鉄筋比8%以上の高密度配筋を採用する必要性が生じてきたことがあげられる。 まとめ 高密度配筋RC橋脚の変形能力を実験的に検証するために、せん断スパン比2.1〜9.8、引張鉄筋比2.1〜4.7%、帯鉄筋比0〜2.00%、軸方向圧縮応力度50kgf/cm2、耐力比0.83〜1.45の範囲にある供試体を用いて水平交番載荷試験を行い、式(4)に示したく体部分のじん性率μ0の算定式を求めた。また、引張鉄筋比1%以上で耐力比0.9以上確保されるように帯鉄筋を配筋した場合(帯鉄筋比0.11〜0.58%)においても上式でμ0がほぼ近似できることがわかった。 |
PDFファイル名 | 015-01-2185.pdf |