種別 | 報告 |
主題 | 砕石粉を用いた高流動コンクリートの製造に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 大橋正治(日本建築総合試験所) |
連名者1 | 田村博(日本建築総合試験所) |
連名者2 | 浦野英男(松村組) |
連名者3 | 黒島毅(松村組) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 1 |
先頭ページ | 173 |
末尾ページ | 178 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 大阪兵庫地区の各生コンクリート工場では、使用する粗骨材は概ね砕石であり、最近では、細骨材の一部に砕砂を使用することも積極的に行われている。一方、砕石工場では、生コンクリート工場が砕石、砕砂をバランス良く使用することで効率良く生産できることとなる。しかし、砕石工場が砕石、砕砂を生産する際、その副産物ともいえる砕石粉も産出され、近年の砕石、砕砂の増産に伴い、その処理方法に苦慮する状況となっている。我々は、この砕石紛をコンクリートに有効利用する方法を模索するため、砕石粉使用コンクリート研究会(略して、CSFC研究会)を設立し検討を重ねており、今回、砕石粉を用いた高流動コンクリートの実験室内での試し練りを行った。本報では以下に、この砕石粉を用いた高流動コンクリートのフレッシュ時の性状について述べる。 おわりに 今回の実験では、砕石粉を用いた高流動コンクリートを試し練りにより、フレッシュ時の性状について検討を行った結果、同コンクリートの製造が可能であることが確認された。砕石粉を用いた高流動コンクリートは、資源有効利用の見地からも有用であると考えており、今後、実機での製造および施工実験等を行い、製造方法を確立すべくさらに検討を進める所存である。 |
PDFファイル名 | 015-02-1027.pdf |