種別 報告
主題 ガス圧接継手の力学的性状に及ぼす表面処理剤の影響に関する実験的研究
副題
筆頭著者 張建東(熊谷組)
連名者1 吉松賢二(熊谷組)
連名者2 坂本博(熊谷組)
連名者3 田中礼治(東北工業大学)
連名者4  
連名者5  
キーワード
15
2
先頭ページ 247
末尾ページ 252
年度 1993
要旨 はじめに
鉄筋のガス圧接継手は、(社)日本圧接協会の「鉄筋のガス圧接工事標準仕様書」等により、圧接当日に圧接面の研削を行うよう規定されているとともに、(社)日本建築学会の「RC規準」等により全数継手(同一断面での全数鉄筋継手)を設けないように規定されている。しかし、最近は施工の省力化の面から各種合理化工法が開発され、鉄筋工事にあっても鉄筋先組工法が用いられるようになってきた。この工法はあらかじめ先組みした鉄筋を施工部位にセツトした後に継手工事を行うため、圧接当日以前の鉄筋研削や全数継手への要求が高まってきている。本報は、鉄筋工事の合理化促進を図る目的で開発した表面処理剤を使用するガス圧接継手に関して、(1)表面処理剤が圧接継手素材の力学的性状に及ぼす影響(2)現行規準では許容されていない全数継手の利用可能性(3)全数継手における表面処理剤使用の可能性について、単体の引張および曲げ試験等とRC梁部材実験を行ったものである。
まとめ
本実験により、以下のことが認められた。(1)鉄筋圧接面に塗布した表面処理剤は加熱することによって燃焼してしまい、継手部の力学的性状に影響を与えないことが確認された。(2)表面処理剤を塗布した圧接継手を曲げ破壊型の梁部材で全数継手として用いることの可能性が確認された。
PDFファイル名 015-02-2041.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る