種別 | 論文 |
主題 | フレッシュコンクリートのスランプ試験およびスランプフロー試験に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 黒川善幸(名古屋大学) |
連名者1 | 谷川恭雄(名古屋大学) |
連名者2 | 森博嗣(名古屋大学) |
連名者3 | 小村理恵(名古屋大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 1 |
先頭ページ | 437 |
末尾ページ | 442 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.まえがき フレッシュコンクリートの代表的なコンシステンシー試験であるスランプ試験は、品質管理試験として定着している一方、レオロジーに基づく理論的な検討も行われている。これらのうち、降伏値をスランプ値と関連付ける研究結果は比較的多く、ほぼ一致した見解が得られているが、塑性粘度は流動速度に関するパラメータであり、通常のスランプ試験から得られる試験値から検出することは困難である。しかし、高強度コンクリートや高流動コンクリートなどでは粘性の把握が重要なため、スランプ試験時に、コンクリート上面の降下量−時間曲線(スランピング曲線)を測定し、この結果から塑性粘度を推定する方法や、所定のスランプフロー値に到達するまでの時間を測定し、これを粘性の指標とする方法が試みられている。 本報では、筆者らが先に提案したスランピング理論によるレオロジー定数推定法を整理・拡張するとともに、スランプ試験時の挙動に影響を与える各種の要因を粘塑性有限要素法[VFEM]による数値解析結果を用いて検討する。 5.まとめ 本報では、スランピング理論によるレオロジー定数推定法を進展きせた新しい推定方法を提示した。また、粘塑性有限要素法による解析結果や実測結果との比較を行い、スランピング挙動に影響を与える要因を整理し、本理論上の仮定について検討した。 |
PDFファイル名 | 016-01-1071.pdf |