| 種別 | 論文 |
| 主題 | コンクリートの凍結融解作用による表面劣化機構と耐久性向上法に関する研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 加藤直樹（浅野工学専門学校） |
| 連名者1 | 加藤清志（防衛大学校） |
| 連名者2 | 河合糺茲（日本大学） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 16 |
| 号 | 1 |
| 先頭ページ | 889 |
| 末尾ページ | 894 |
| 年度 | 1994 |
| 要旨 | 1.まえがき コンクリート構造物の全世界的な課題のひとつに、耐久性の早期劣化があげられる.とくに、日本列島の地域的特性から、極寒から極暑にさらされ、かつ、海国という環境状件を考えるとき、この設計思想はきわめて厳しい状件を設定しなければならない.加藤らは、すでに、基本的にはコンクリートヘの水の浸透遮断が耐久性向上に最重要であるというコンセプトに基づき、乾湿潤作用について実験検証したが、さらに、本報においては、一般に耐久性試験方法のうちで、もっとも厳しい条件とされている「凍結融解試験」により、コンクリートの表面保護剤あるいは浸透型防水剤を使用し、耐久性向上の効果を検証し、その劣化基本メカニズムを考察し、透水遮断の重要性を明らかにするものである。 6.結論 コンクリート構造物の耐久性向上には、表面保護剤は有効で、とくに、本研究の範囲では、高級脂肪酸型がよく、図−4の表面劣化の状況からわかるように、基本的には、配合比1：1：2単位セメント量の増大を含む透水遮断効果に依存する。また、構造物表面劣化の観点から、気泡限界遮水厚さの存在を明らかにした。 |
| PDFファイル名 | 016-01-1147.pdf |