| 種別 | 論文 |
| 主題 | ヒンジゾーンに開口を設けたハーフプレキャスト鉄筋コンクリート梁の耐震性能に関する実験的研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 飯塚正義（不動建設） |
| 連名者1 | 八木敏行（不動建設） |
| 連名者2 | 石原利江子（不動建設） |
| 連名者3 | 益尾潔（日本建築総合試験所） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 16 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 389 |
| 末尾ページ | 394 |
| 年度 | 1994 |
| 要旨 | 1.まえがき RC建築で大梁を半PCa化する場合、水平打継面をスラブ下面より下に設定すると場合によっては設備用梁開口を打継面を跨いで設置する必要が生じ、開口の存在のため地震時に打継面にずれ変形を生じることが心配される。また梁端部に開口を設ける場合、曲げ降伏ヒンジを想定する梁では開口が梁降伏後の靭性に与える影響についてはあまり明らかでない。本研究は、梁の水平打継面に設けた開口の影響および開口を梁端部に設けた梁の弾塑性性状を実験的に確認し、開口を有する梁を設計する上で考慮すべき構造性能を把握することを目的とする。 5.まとめ 本研究により得られた知見は以下の通りである。 (1)無開口の一体打梁とPCa梁では同等の性能がある。 (2)開口が梁の水平打継面を跨ぐ場合も無開口のPCa梁と比べてずれ変形に差がなく、この影響についてとくに考慮しなくてよい。 (3)本実験による開口部せん断余裕度Svと限界部材角Ruとの間には相関関係がある。この関係を用いて必要とする部材角(保証部材角)をもとに式(2)により開口部せん断余裕度を設定し、開口補強量を広沢式を用いて評価すれば既往の文献と比較して安全側に設計できる。 (4)開口部でせん断破壊する場合の耐力は広沢式で安全側に評価できる。 |
| PDFファイル名 | 016-01-2064.pdf |