種別 | 論文 |
主題 | 高強度せん断補強筋を用いたRC有孔梁の変形性能に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 藤川昌作(東急建設) |
連名者1 | 香取慶一(東京工業大学) |
連名者2 | 林静雄(東京工業大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 401 |
末尾ページ | 406 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 建物を高密化するため梁に孔を設ける事がよく行われるが、RC構造ではこのような孔の存在は新しい強度低下を招くため従来より数多くの研究がなされてきた。そのためせん断強度に関しては精度の良い実験式の提案もなされている。一方、孔は単に強度低下を招くだけでなく変形能の低下も引き起こす事が明らかであるが、現在の設計法ではせん断余裕度という指標を用いた間接的な変形能評価に留まっている。そこで本研究は高強度せん断補強筋を用いた有孔梁の曲げせん断実験から曲げ破壊後の挙動について検討を行った。 4.まとめ ・限界変形は補強筋量の影響をほとんど受けない。一方、孔位置を材端から離した場合、或は孔径を小さくした場合は変形能は増大する。しかし局部的な変形モードを避けるという点で考えれば孔径を小さくするより、孔位置を変化させた方が有効であると思われる。 ・限界変形は孔径に対しては圧縮束角度φs、孔位置に対しては圧縮強度有効係数νの影響が大きいと考えられる。 |
PDFファイル名 | 016-01-2066.pdf |