| 種別 | 論文 |
| 主題 | コンファインドコンクリートの強度・変形特性に及ぼす横補強筋の形状と量の影響 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 阪井由尚（大阪大学大学院） |
| 連名者1 | 中塚佶（大阪大学） |
| 連名者2 | 中川裕史（東急建設） |
| 連名者3 | 鈴木計夫（大阪大学） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 16 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 443 |
| 末尾ページ | 448 |
| 年度 | 1994 |
| 要旨 | 1.はじめに コンファインドコンクリートは、コンクリート部材の曲げ靭性改善に非常に有用であることが実験的・解析的に明らかにされ、同コンクリートを用いる曲げ靭性設計法の提案なども行われている。コンファインドコンクリートの力学的特性に関しては、コンクリートの圧縮強度および横補強筋の降伏点と形状などの影響が広い範囲で明らかにされているものの、横補強筋形状の詳細、およびとくに高強度コンクリートに対する横補強筋の量の影響はいまだ十分に解明されていない。 本研究は、コンファインドコンクリートの強度・変形特性におよぼす、角形横補強筋におけるサブフープ筋の短辺長さと降伏強度の影響、ならびに高強度コンクリートにおける横補強筋量の影響を調べようとするものである。 4.まとめ 1)ピッチが同じ時、囲形の角形横補強筋では、中子筋は均等に配筋された方がよい拘束効果を示す。また、横補強筋量(Psσsy)が同じならば、中子筋の太さおよび降伏強度に関わらず、ほぼ同様の拘束効果を示した。 2)円形横補強筋を用いた試験体より次のことが分かった。高強度コンクリートにおいて高強度鉄筋を有効に利用するためには、大なるPsσsyばかりでなく剛性の大きい太い鉄筋の使用も必要である。また、Fc1200kg/cm2級のコンクリートでも、太い鉄筋を用いてPsσsyで220kg/cm2程度以上の横補強を施せば、粘り強い応力-軸ひずみ関係が得られた。 |
| PDFファイル名 | 016-01-2073.pdf |