種別 | 論文 |
主題 | 変動軸力を受けるRC部材の主筋とコンクリートの拘束法 |
副題 | |
筆頭著者 | 加藤大介(新潟大学) |
連名者1 | 菊池政智(東京電力) |
連名者2 | 本多良政(新潟大学大学院) |
連名者3 | 鈴木広孝(新潟大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 461 |
末尾ページ | 466 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.序 鉄筋コンクリート(RC)造部材における横補強筋の役割は、i)せん断補強、ii)付着割裂強度の補強、iii)コアコンクリートの拘束(曲げと軸力に対する補強)、および、iv)主筋の座屈防止、の4つに大別できる。日本建築学会の鉄筋コンクリート造建物の終局強度型耐震設計指針(学会指針)では、前記のうちi)ii)については具体的な設計式が提案されているが、iii)iv)については、軸力制限と構造規定が示されているだけである。本論文の目的は、この2つの項目における具体的な設計式を提案することである。ただし、このような配筋が必要となる部材は高軸力を受ける隅柱であるため、変動軸力の扱いに重点をおいて検討した。 5.まとめ 主筋の座屈防止筋の設計式として、式(1)が安全側であることを確認した。また、曲げ圧縮部のコンクリートの拘束筋設計式として、式(4)を提案した。さらに、変動軸力を受ける部材は、式(3)により等価軸力に換算し、一定軸力を受ける部材と同一の変形能評価式を適用しうる。 |
PDFファイル名 | 016-01-2076.pdf |