種別 | 論文 |
主題 | 鋼管コンクリート柱における鋼とコンクリートの分担力に関する実験 |
副題 | |
筆頭著者 | 佐藤孝典(清水建設) |
連名者1 | 金本清臣(清水建設) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 605 |
末尾ページ | 610 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 高層建築の柱部材として近年頻繁に用いられる鋼管コンクリート構造(以下CFTと略す)は、その耐力が現行のSRC規準値よりもはるかに高くなることが数多く報告されている。しかしながら、鋼管(以下Sと略す)とコンクリート(以下Cと略す)の力の分担割合については、筆者らが数年前に報告した以外は全く報告されておらず、合理的な設計式が今のところ得られていない。 そこで、本論文においては、CFTにおけるSの分担力およびCの分担力を独自の「変形経路再現実験」により、局部座屈するSおよびコンファインド効果と支圧効果を受けるCの材料特性を明確にしようとするものである。さらに、部材のヒンジ長さと局部座屈を分析するために、本実験にはレーザー変位計を組み込んだ独自の計測方法が採用されているが、本論文ではその詳細は割愛する。 5.まとめ 独自の「変形経路再現実験」によって、CFTにおけるSとCの分担力を実験的に把握することができた。その結果、コンクリートの応力-ひずみ関係には、偏心距離で決まる支圧効果の影響が非常に大きいことが分かった。 |
PDFファイル名 | 016-01-2100.pdf |