種別 | 論文 |
主題 | 超高強度鉄筋コンクリート造内柱・梁接合部のせん断と付着に関する非線形有限要素解析 |
副題 | |
筆頭著者 | 柏崎隆志(千葉大学) |
連名者1 | 野口博(千葉大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 741 |
末尾ページ | 744 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 大きな地震力を繰り返し受ける鉄筋コンクリート(RC)架構では、接合部内梁通し筋の付着劣化が進行し、更に接合部せん断強度の劣化が考えられる。しかし、付着とせん断の相互作用について、解析的に検討した例は少ない。本研究では、高強度材料を用いた内柱・梁接合部実験の中から、接合部せん断破壊が顕著なOKJ3を解析対象試験体として選び、接合部内梁通し筋の付着をパラメータとした2次元非線形有限要素解析(FEM解析)を行い、付着とせん断強度、破壊モード等の関係について検討する。 4.まとめ 1.接合部内梁通し筋付着力を圧縮ストラット領域だけに負担させた場合、接合部全域に負担させた場合よりも、約10%の接合部せん断強度の低下がみられた。 2.接合部全域の梁主筋付着をなくした場合、全域に付着を与えた場合よりせん断強度が上昇した。これは、付着をなくした場合の接合部コンクリートの有効圧縮強度が、付着を与えた場合よりも低下しなかったためであると考えられる。 |
PDFファイル名 | 016-01-2123.pdf |