種別 | 論文 |
主題 | 薄肉ハーフPCa部材の力学的挙動に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 久保倉拓(日本国土開発) |
連名者1 | 柳沢延房(日本国土開発) |
連名者2 | 礒健一(日本国土開発) |
連名者3 | 村上右(日本国土開発) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 757 |
末尾ページ | 762 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 鉄筋コンクリート造建物の躯体工事における合理化、省力化、短工期を実現することを目的とし、筆者らはフープ、スターラップを内蔵した薄肉ハーフPCa構法の開発を行ってきた。 本研究は、薄肉ハーフPCa構法において、内蔵したフープ、スターラップに高強度鉄筋を使用した場合の構造設計の基礎資料を得るために、柱、梁部材の曲げせん断実験を行い、力学的挙動について検討したものである。 5.まとめ 限られた数の試験体の範囲内になるが、薄肉ハーフPCa構法に高強度鉄筋を使用した場合、薄肉ハーフPCa構法による部材は在来工法による部材と部材降伏迄は、ほぼ同等の強度、変形性能を有しており、在来工法の耐力算定式が利用できることが明かとなった。 また、薄肉ハーフPCa構法では、界面の存在により最大耐力後の耐力低下がみられた。今後、界面での力学的時性を明確にし、界面での力の伝達機構を考慮した薄肉ハーフPCa構法による部材の終局耐力計算式の検討が必要である。 |
PDFファイル名 | 016-01-2126.pdf |