種別 | 論文 |
主題 | ハーフPCa梁における水平打継面の影響に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 鈴木英之(安藤建設) |
連名者1 | 西原寛(安藤建設) |
連名者2 | 松本智夫(安藤建設) |
連名者3 | 田畑卓(安藤建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 793 |
末尾ページ | 798 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 鉄筋コンクリート造の梁及びスラブをハーフプレキャスト(以下PCa)材とした場合、梁の有効断面内に後打ちコンクリートとの打継面が生じ、地震等の外力を受けたときの梁の一体性が問題となる。本実験ではスラブ下に水平打継面を有する梁部材に於いて、せん断補強筋量・打継界面の状態・せん断スパン比等を主な要因とした曲げせん断実験を行い、打継面が梁部材の構造性能に与える影響を把握することを目的とした。 4.まとめ 本実験の23試験体の結果より以下に示す知見が得られた。 1)水平打継面にずれが生じると履歴ループがスリップ型となったが、大きな耐力低下は無かった。 ずれが発生しなかった試験体は、耐力変形共に一体打ち試験体と同等な性状を示した。 2)水平打継面のずれ耐力は、せん断補強筋比(Pv)・打継ぎ界面の状態に依存していたが、せん断補強筋の降伏強度の効果はなく、高強度せん断補強筋を用いてPwを減じた場合は注意を要する。 3)曲げ降伏前後の水平打継面のずれ発生の有無は、降伏ヒンジ長を考慮した打継面に対して、せん断摩擦式を適応することによって推測できた。 |
PDFファイル名 | 016-01-2132.pdf |