種別 | 論文 |
主題 | ハンチのついた部材における曲げの有効高さに関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 菅野谷敏彦(東日本旅客鉄道) |
連名者1 | 斉藤啓一(東日本旅客鉄道) |
連名者2 | 輿石逸樹(東日本旅客鉄道) |
連名者3 | 古谷時春(東日本旅客鉄道) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 901 |
末尾ページ | 906 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 鉄道におけるラーメン高架橋や、ボックスカルバートの部材にはハンチを設ける場合が多い。このような部材の構造解析手法については、鉄道構造物設計標準、土木学会、DIN等に記述があるが、断面計算において部材の曲げの有効高さは、いずれもハンチの1:3よりゆるやかな部分のみを有効とすることとされている。 しかし、鉄筋コンクリート部材のはり理論に基づく部材断面の曲げ解析においては、全断面を有効として取り扱うのが一般的であることから、このようなハンチのついた部材においても、曲げに対する有効高さは、部材の全高さとして取り扱える可能性がある。 そこで、これらのハンチのついた部材の曲げ破壊性状ならびに耐力を明らかにする目的で、ハンチの大きさ、角度やハンチに配置した鉄筋量などに着目した試験体による正負交番載荷試験を実施したので結果を以下に報告する。 5.まとめ 本試験の範囲で得られた主な事項を以下に示す。 ハンチのついた部材における曲げ降伏荷重、最大荷重、降伏位置ならびに破壊位置は、4.1に示す簡易な計算手法により求めることができる。 |
PDFファイル名 | 016-01-2150.pdf |