種別 | 論文 |
主題 | FRP補強材を用いたPC梁の曲げ・ねじり強さ |
副題 | |
筆頭著者 | 周平(広島大学大学院) |
連名者1 | 米倉亜州夫(広島大学) |
連名者2 | 田沢栄一(広島大学) |
連名者3 | 角広幸(広島大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 1081 |
末尾ページ | 1086 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.まえがき 本研究は、炭素繊維(CFRP)又はアラミド繊維(AFRP)ロッドを緊張材、軸方向補強筋及び横方向補強筋に用いたPC梁が曲げとねじりとの組み合わせ荷重を受ける場合の特性について、プレストレス、軸方向補強筋量及び横方向補強筋量を変化させ、PC鋼材及び鉄筋を用いた場合と比較検討し、この種のFRPロッドを用いたPC梁の設計上の資料を得る事を目的としたものである。 4.まとめ 1)プレストレス及びコンクリートの強度を増大することにより、FRPロッドを用いたPC梁は、ひび割れ発生荷重及び終局耐力を増大でき、曲げ剛性及びねじり剛性を維持するのに有効である。 2)FRPロッドを用いた梁で、曲げとねじりを受ける場合、プレストレスの導入により、曲げ耐力は著しく増大するが、ねじり耐力の増大は曲げの場合ほどではない。 3)FRPロッドを用いたPC梁では、ねじりと曲げとの組み合わせ荷重を受ける場合、曲げモーメントが卓越するほど、終局ねじりモーメント及び終局曲げモーメントの実験値は、Swamy式による曲線とよく一致したが、ねじりモーメントが卓越する場合は実験値の方が計算値よりやや小さくなった。 |
PDFファイル名 | 016-01-2180.pdf |