種別 | 論文 |
主題 | σB=500kgf/cm2レベルの連層耐震壁の強度と変形 |
副題 | |
筆頭著者 | 望月洵(工学院大学) |
連名者1 | 小野里憲一(O.R.S事務所) |
連名者2 | 藤原達仁(工学院大学大学院) |
連名者3 | 渡辺大介(工学院大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 2 |
先頭ページ | 1349 |
末尾ページ | 1354 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.目的 筆者らは、昨年度の報告でσB=400kgf/cm2レベルの連層耐震壁の強度と変形を、コンクリートの有効圧縮強度係数0.63を用いた筆者らのマクロモデルでよく評価できることを示した。しかし、有効圧縮強度係数はコンクリート強度に関わるとする考えが、特に高強度の場合に一般的である。耐震壁に関する実験的研究は数多くなされているにも関わらず、1970年以降の既往の実験には、σB=500kgf/cm2レベル(440≦σB≦550)の試験体は極めて少なく、この問題は未だに検証されていない。 本研究は、既往の実験と新たに行った実験から、σB=500kgf/cm2レベルの連層耐震壁の強度と変形を、どのような有効圧縮強度係数を用いたらマクロモデルの方法でよく評価できるかの検討を目的としている。 6.結び σB=500kgf/cm2レベルの連層耐震壁について、既往の実験と新たに行った実験の結果から、次のようにまとめることができる。 1)破壊経過は、σB=200〜400kgf/cm2レベルの場合と変わらない。 2)最大せん断強度は、有効圧縮強度係数0.63を用いた簡略モデルで精度よく捉えられる。 3)スケルトンカーブおよび最大層間変形角の下限値は、筆者らの方法で捉えられる。 |
PDFファイル名 | 016-01-2225.pdf |