種別 | 報告 |
主題 | 高流動コンクリートの鋼製桁・鋼管充填コンクリートへの適用 |
副題 | |
筆頭著者 | 横田和直(大成建設) |
連名者1 | 坂本淳(大成建設) |
連名者2 | 榊原範明(大成建設) |
連名者3 | 片上貴文(大成建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 1 |
先頭ページ | 49 |
末尾ページ | 54 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 高流動コンクリートの特徴の一つは、締固めを行わずに構造物への充填が可能な点が挙げられる。近年、高流動コンクリートの研究・開発が盛んに行われ実構造物への適用例も数多く報告されている。この高流動コンクリートの締固め不要の特性を活用し、従来のコンクリートでは締固めが出来ないために施工が不可能であった構造物にも、コンクリートの施工が可能となってさている。著者らは、天然高分子多糖類を分離低減剤として用いる高流動コンクリートの研究を進めるとともに、通常のコンクリートプラントにおいて高流動コンクリートの製造を行い実構造物への適用を行ってきた。 本報告は、締固めが不可能であるURT工法の鋼製桁(URT桁)およびパイプルーフ工法の鋼管に充填材料として高流動コンクリートを適用した工事についてまとめたものである。 4.まとめ URT工法における鋼製の桁とパイプルーフ工法の鋼管の中の充填材料として高流動コンクリートを適用した工事の結果をまとめると以下のとおりである。 (1)断面積が小さく長距離流動を必要とするURT工法鋼製桁の閉鎖区間へのコンクリートの充填に高流動コンクリートが優れていることを確認した。 (2)通常の生コンクリートを出荷しながらでも、品質のばらつきの小さい高流動コンクリートの製造および出荷は可能である。 (3)高流動コンクリートの製造時の管理手法として、ミキサの負荷値曲線を用いる方法が有効である。 |
PDFファイル名 | 016-02-1005.pdf |