種別 | 報告 |
主題 | 高流動コンクリートを用いた薄肉梁PCaの製造実験 |
副題 | |
筆頭著者 | 立山創一(安藤建設) |
連名者1 | 福岡信(安藤建設) |
連名者2 | 坂本健(藤沢薬品工業) |
連名者3 | 山方俊孝(エフ・ピー・ケー) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 1 |
先頭ページ | 67 |
末尾ページ | 70 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに PCa工法を用いた場合、在来工法を用いた場合に比べ以下に示すような利点がある。 1)施工の合理化・省力化、2)部材の高品質化、3)工期短縮、4)仮設部材の減少、5)合板型枠の大幅な削減による、熱帯雨林の保護と産業廃棄物の減少。 今回報告する薄肉梁PCaはこの様なPCa工法の中でも、部材の軽量化および梁主筋の柱内定着方法の合理化をより一層図ることを目的に開発が進められてきた。 製造方法においては、スタラップ打ち込み型のため、正方向からの打設が可能となれば、型枠の製作が容易になり、また、正方向打設ではコンクリートの充填状況を確認しながら打設が行えると言う利点も有している。 そこで、部材厚85mmの薄肉梁PC a部材に高流動コンクリートを用いることにより、正方向打設を可能にすると共に部材の尚一層の高品質化を図ることを目的に実打設実験を行った。 本報告は、薄肉梁PC a部材に高流動コンクリートを適用した場合の材料の均質性を、粗骨材の分布の点からとらえ、それに若干の考察を加えたものである。 5.まとめ 1)通常のPCa用の骨材(砕石2005)を使用した高流動コンクリートによる、薄肉梁PCa(部材厚=85mm)の製造は十分可能であることが確認された。 2)粗骨材の分布は多少部位や障害物によってばらついたが、ジャンカ等のない充填度の高い部材が製造できた。 |
PDFファイル名 | 016-02-1008.pdf |