種別 | 論文 |
主題 | 増粘剤の吸着特性がモルタル物性に及ぼす影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 泉達男 (花王) |
連名者1 | 田所敬章(花王) |
連名者2 | 村原伸(花王) |
連名者3 | 水沼達也(花王) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 高流動コンクリート、吸着性、非吸着型増粘剤、粒度分布、相互作用 |
巻 | 17 |
号 | 1 |
先頭ページ | 63 |
末尾ページ | 68 |
年度 | 1995 |
要旨 | セメントに対する増粘剤の吸着特性は、モルタルの粘性だけでなく流動性にも大きな影響を及ぼす。例えば、高流動コンクリートに求められている高流動性と分離抵抗性(高粘性)を増粘剤添加系で同時に満足するためには、セメントに対する非吸着性と共に増粘剤分子量の最適化、増粘剤と分散剤との相互作用を考慮することが重要である。非吸着型増粘剤を用いた場合に高流動性と高粘性を両立できるのは、増粘剤添加によって、1)セメントに対する分散剤吸着量低減、2)セメント粒子のゼータ電位低下、3)セメント粒子の凝集、などの分散作用を阻害する挙動が起こらないためであると考えられる。 |
PDFファイル名 | 017-01-1010.pdf |