種別 | 論文 |
主題 | 多量の鉱物質粉末で細骨材の一部を置換したコンクリートの組織形成と物性発現 |
副題 | |
筆頭著者 | 羽原俊祐(秩父小野田) |
連名者1 | 平尾宙(秩父小野田) |
連名者2 | 内川浩 (秩父小野田) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | フライアッシュ、スラグ、水和組織、空隙径分布、遷移帯、強度 |
巻 | 17 |
号 | 1 |
先頭ページ | 325 |
末尾ページ | 330 |
年度 | 1995 |
要旨 | コンクリート中の細骨材の一部を多量のフライアッシュ、スラグ粉末、石灰石粉末、ケイ石粉末により置換したコンクリートの組織形成及び物性発現について検討した。鉱物質粉末の使用により、コンクリートの粘性は増加し、流動性は低下する。所定のスランプを得るに必要な混和剤量は増加する。鉱物質粉末はコンクリートのマトリックス部にほぼ均一に分布し、空隙を充填し、材料分離を妨げ、水和生成物を小型化し、骨材周辺へのCa(OH)2の析出を抑制する。その結果、遷移帯部の直径50nm-1μmの大径の毛細管空隙量は減少する。スラグ粉末使用の場合は材齢初期から、フライアッシュ使用の場合は材齢28-91日の間でポゾラン反応が進行し、C-S-Hを析出して骨材周辺の空隙構造を密実化する。その結果コンクリートは、高強度を発現する。 |
PDFファイル名 | 017-01-1055.pdf |