種別 | 論文 |
主題 | 硫酸酸性地盤に接する高品質コンクリートの微小構造 |
副題 | |
筆頭著者 | 小山智幸(九州大学) |
連名者1 | 松藤泰典(九州大学) |
連名者2 | 米澤敏男((株)竹中工務店) |
連名者3 | 長尾之彦(新日鐵化学(株)) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 硫酸酸性地盤、高品質コンクリート、微小構造、機器分析 |
巻 | 18 |
号 | 1 |
先頭ページ | 891 |
末尾ページ | 896 |
年度 | 1996 |
要旨 | 本研究は硫酸酸性地盤で長期暴露した高品質コンクリートの微小構造に関して検討を行ったものである。暴露試験は霧島温泉郷硫黄谷温泉地帯のpH2.0〜4.5の強酸性地盤で実施した。試験体は高炉スラグ微粉末、シリカフューム、フライアッシュフュームおよび耐久性向上混和剤を用いた低水結合材比のコンクリートである。重量減少率、動弾性係数、中性化深さ等、劣化に関するマクロ指標には顕著な変化は生じていないものの、粉末X線回折、EPMA等の機器分析や、微小硬度測定の結果、暴露3年目において表層部空隙内にエトリンガイトの生成が見られる等、微小構造には劣化の進行を示唆する変化が生じていることが明らかになった。 |
PDFファイル名 | 018-01-1143.pdf |