種別 | 論文 |
主題 | 兵庫県南部地震記録に対する7階建建物の弾塑性地震応答性状 |
副題 | |
筆頭著者 | 高橋元美(鹿島建設) |
連名者1 | 宮下丘(鹿島建設) |
連名者2 | 鈴木紀雄(鹿島建設) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 兵庫県南部地震、中間層崩壊、弾塑性地震応答解析、雑壁、変形性能 |
巻 | 18 |
号 | 2 |
先頭ページ | 227 |
末尾ページ | 232 |
年度 | 1996 |
要旨 | 兵庫県南部地震では、非常に数多くの建築構造物が被害を受けた。被害形態は建物の構造形式、建物高さ、耐震設計法等により多岐にわたっているが、最も特徴的な被害は、過去の地震ではほとんど例のない(メキシコ地震を除く)中低層建物の中間層崩壊であった。本論文は、今回の地震で中間層に大きな被害を受けた7階建建物の弾塑性地震応答解析を行い、地震時挙動をシミュレーションするとともに、被害原因の解明を試みるものである。地震応答解析は耐震設計で想定した構造部材のみを忠実にモデル化した立体骨組モデルと、構造部材の他に雑壁、腰壁、スラブ等の非構造部材も取り入れたモデルの二つによって行い、両者の地震応答性状の違いを調べた。その結果、後者のモデルの方が地震被害を説明できることを示した。 |
PDFファイル名 | 018-01-2037.pdf |