種別 | 論文 |
主題 | 高炭素フェロクロムスラグモルタルの力学的性質と微視的破壊特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 五十嵐心一(金沢大学) |
連名者1 | 荒野憲之(電気化学工業) |
連名者2 | 川村満紀(金沢大学) |
連名者3 | 川口外秋(NKK) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 高炭素フェロクロムスラグ、界面領域、剥離、アルカリ反応性 |
巻 | 19 |
号 | 1 |
先頭ページ | 319 |
末尾ページ | 324 |
年度 | 1997 |
要旨 | 高炭素フェロクロムスラグを細骨材として用いたモルタルの強度および靱性は川砂を使用した普通モルタルよりも大きく、特に長期材齢にて両者間の差は顕著であった。蛍光顕微鏡および走査型電子顕微鏡観察により、スラグ骨材の表面から離れたマトリックス中におけるひび割れの迂回、およびスラグ骨材粒子の粗い表面の凹部のセメントペーストマトリックスによる充填が観察された。よって、高炭素フェロクロムスラグモルタルのすぐれた力学的性質は、スラグ中のガラス相とセメントペースト間の反応と粒子表面の機械的な噛み合わせによる付着強度の増大のためと考えられる。 |
PDFファイル名 | 019-01-1051.pdf |