種別 | 論文 |
主題 | 長年海中にあったコンクリートの中の鉄筋腐食 |
副題 | |
筆頭著者 | 尾崎シノブ(室蘭工業大学) |
連名者1 | 菅田紀之(室蘭工業大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 鉄筋腐食、70年間、海水中、X線回折、腐食生成物、中性化、塩分含有量 |
巻 | 19 |
号 | 1 |
先頭ページ | 841 |
末尾ページ | 846 |
年度 | 1997 |
要旨 | 約70年間海中にあった防波堤ケーソン壁の鉄筋コンクリートを採取し、中の鉄筋の腐食を調べた。観察およびX線回折による検討の結果、Magnetiteを主成分とする黒錆の均一腐食のほか、GoethiteやAkaganiteの黄褐色錆が鉄筋表面積の約15%存在する程度で、鉄筋の腐食重量減少率も1%程度であった。腐食に関わるコンクリート中の塩化物イオン含有量は6kg/m3と多かったが、中性化は殆ど進行しておらず、コンクリートのpH値は表面でも11以上あり減少は少なく、表面から50mm深さでは12以上であった。 |
PDFファイル名 | 019-01-1138.pdf |