種別 | 論文 |
主題 | コンクリートのアコースティック・エミッションの周波数特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 谷川恭雄(名古屋大学) |
連名者1 | 山田和夫(名古屋大学) |
連名者2 | 桐山伸一(名古屋大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 2 |
号 | |
先頭ページ | 129 |
末尾ページ | 132 |
年度 | 1980 |
要旨 | 1.まえがき コンクリートの変形・破壊挙動の詳細を明らかにするための一つの手段として、最近注目を集めているアコースティック・エミッション法1)〜4)(以下、AE法と略記)がある。この方法によれば、試験体内部のクラックの発生・進展に関連する多くの情報が得られるため、AE波形を詳細に分析することによって、試験体の内部構造の変化をかなりの精度で追跡することも可能であると考えられる。筆者らも以前からAE法を適用して、コンクリートの破壊挙動を解明するための基礎的研究を行ってきたが5)、6)、本報では、コンクリートの破壊モードおよび破壊過程とAE波の周波数特性との関係について調べることにした。 4.むすび 本報では、コンクリートの破壊モードおよび破壊過程とAE波の周波数特性との関係について、各種のモデル実験を行って基礎的考祭を加えたが、AEの周波数特性は、上述のようにセンサーの周波数特性の影響を受けるばかりではなく、コンクリートの種類、試験体の形状・寸法、試験体中のクラックの発生状況などによっても相違するため、今後、更に多くの資料を蓄積して詳細な検討を重ねる必要がある。 |
PDFファイル名 | 002-01-0033.pdf |