種別 | 論文 |
主題 | 高靱性繊維補強コンクリート |
副題 | |
筆頭著者 | 小林一輔(東京大学生産技術研究所) |
連名者1 | 趙力釆(東京理工専門学校) |
連名者2 | 今泉和郎(三井石油化学工業) |
連名者3 | 西村次男(東京大学生産技術研究所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 2 |
号 | |
先頭ページ | 205 |
末尾ページ | 208 |
年度 | 1980 |
要旨 | 1.はしがき 著者らは、力学的特性の異なる2つの繊維補強コンクリートを複合することによって、ひびわれ強度や靭性のいずれもが著しく改善されるような繊維補強コンクリートを得ることを目的として検討を進めた結果、ひびわれ強度はほぼ鋼繊維補強コンクリートと同等で、しかも変形が相当に進行してもほとんど耐力の低下を生じないような高靭性の繊維補強コンクリートの製造に成功したので、この結果について報告する。この、2種の繊維補強コンクリートの複合は、鋼繊維に最近国内で開発された高密度ポリエチレン繊維をある比率で混成したものをマトリックスコンクリート中に分散させることによって得られるものである。この方法で、高靱性の繊維補強コンクリートを得ようとする場合、検討すべき要因としては、鋼繊維及びポリエチレン繊維の混入量と載荷速度があげられる。本研究では鋼繊維及びポリエチレン繊維を夫々単独で混入した繊維補強コンクリートについて、これらの曲げ特性に及ぼす繊維量と載荷速度の影響を調べ、この結果を参考にして混成繊維を用いた繊維補強コンクリートの実験要因、即ち繊維混入率と載荷速度の両者の水準を定めた。 |
PDFファイル名 | 002-01-0052.pdf |