種別 | 論文 |
主題 | 膨張コンクリートを用いた鋼合成桁床版の力学的特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 辻幸和(足利工業大学) |
連名者1 | 岡村甫(東京大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 2 |
号 | |
先頭ページ | 305 |
末尾ページ | 308 |
年度 | 1980 |
要旨 | 1.まえがき 膨張コンクリートを鉄筋コンクリートばりに用いた場合の優れた力学的特性、膨張分布およびケミカルプレストレス等に関するこれまでの研究から、著者らはこれまで、鋼合成桁の鉄筋コンクリート床版を、膨張コンクリートを最も有効に利用できる分野の一つとして推奨してきた。これは、膨張コンクリートを利用することにより、コンクリートの収縮が鋼桁によって拘束される悪影響を軽減し、鋼合成桁床版の力学的特性を改善できるためである。さらに、床版では、コンクリートの膨張を方向から十分に拘束することができるため、大きな膨張エネルギーを持つコンクリートの使用が可能なためでもある。このような考え方に従って、池田らによる小型の鋼合成桁床版、および、大川、藤田の床版等の実験結果がこれまでにも報告され、膨張コンクリートの有用性が確認されている。本研究では、道路橋の一部分を切出してモデル化した三主桁の鋼合成桁を、養生方法および床版の配筋等もできるだけ実際と類似させて作製し、その後載荷実験を行ってその力学的特性を普通コンクリートの場合と比較し、実際の鋼合成桁床版に膨張コンクリートを適用するに当っての設計上の考え方および問題点の有無を検討したものである。 |
PDFファイル名 | 002-01-0077.pdf |