種別 | 報告 |
主題 | コンクリート構造物の鉄筋腐食遠隔モニタリング |
副題 | |
筆頭著者 | 下澤和幸(日本建築総合試験所) |
連名者1 | 田村博(日本建築総合試験所) |
連名者2 | 永山勝(日本建築総合試験所) |
連名者3 | 山本祐子(日本建築総合試験所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | コンクリート構造物、鉄筋腐食、遠隔モニタリング、ミニセンサー、分極抵抗 |
巻 | 20 |
号 | 2 |
先頭ページ | 877 |
末尾ページ | 882 |
年度 | 1998 |
要旨 | 中性化が進行した既存コンクリート構造物の補修効果を長期間にわたり確認するため、鉄筋近傍にミニセンサーを埋設し、遠隔モニタリングシステムにより、電気化学的特性値を連続的に測定している。本報では、測定値の変動幅が比較的大きな分極抵抗に着目し、対象構造物付近の詳細な気象観測データとの比較を行った。その結果、1)分極抵抗が気温や相対湿度の変化に伴って敏感に変化していること、2)気温経時変化曲線で気温が極大値を示す時から1〜2時間後に相対湿度が極小値を示し、同時期に分極抵抗は極小値を示すこと、3)この鉄筋腐食遠隔モニタリングシステムを用いて、実構造物における鉄筋腐食状況が詳細に把握でき、合理的な維持保全にきわめて有効である、などを述べた。 |
PDFファイル名 | 020-02-2147.pdf |