種別 | 委員会報告 |
主題 | 過大繰返し地震力を受けるコンクリート部材の塑性域劣化性状研究委員会報告 |
副題 | |
筆頭著者 | 鈴木計夫(福井工業大学) |
連名者1 | |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 地震動、地震入力、繰返し回数、塑性域繰返し劣化性状、横拘束補強 |
巻 | 20 |
号 | 1 |
先頭ページ | 59 |
末尾ページ | 66 |
年度 | 1998 |
要旨 | 兵庫県南部地震の被害調査報告書等においては、「予想をはるかに越えた地震力によって大きな被害を生じた」という表現がよく見られる。土木、建築の各種構造物のうち古い示方書、基規準等で設計されたものの被害割合が高かったことが報告されているが、同時に新しい基規準で設計された建物でも深刻な被害を受けたものがかなりあったことも報じられている。設計で想定した地震力を大きく超えれば、構造物は力学的に深く塑性域に入り込むことになる。この塑性域での繰返し耐力劣化性状は充分把握されておらず、現行設計法では当然この点の的確な配慮は行われていない。このままでは今後も大地震における大被害が充分予想される。本委員会では、地震動、地震入力、構造物の応答、繰返し回数、素材、部材の繰返し耐力劣化性状等につき、2年にわたって調査検討を行ってきたが、今回その成果を報告書にまとめ、またシンポジウムも開催することになった。報告書は未だ完成されていないので、本報では、この研究の意義、必要性等を要約し、報告書の内容についてはその目次(案)を示した。 |
PDFファイル名 | 020-03-0007.pdf |