種別 | 招待論文 |
主題 | 熱環境の側面からながめたコンクリート |
副題 | |
筆頭著者 | 浅枝隆(埼玉大学) |
連名者1 | 藤野毅(埼玉大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 20 |
号 | 1 |
先頭ページ | 67 |
末尾ページ | 72 |
年度 | 1998 |
要旨 | コンクリートは様々な形で自然環境を変化させる。その中で、周辺の熱環境を悪化させることは都市生活を営む上で大きな問題である。ここでは、舗装を例にして、コンクリート舗装とアスファルト舗装、裸地面について、夏および冬についてそれぞれの面におけるエネルギーの収支特性を比較した。その中で、コンクリートは、夏には日中の日射の反射が大きく、その一方で大量の熱を蓄えてそれを夜間に放熱する。また、冬にはより冷却されるなどの欠点がある。こうした欠点の緩和としては、単に空隙をもった材料では十分でなく、空隙のサイズに広範囲な分布があり、保水力をもった材料でなければならない。また、植物で建材の表面を覆うことは、日射や天空への赤外放射量を制御するために、夏冬ともに建材の温度緩和に有効である。 |
PDFファイル名 | 020-04-0001.pdf |