種別 | 論文 |
主題 | 材齢34年を経た中庸熱フライアッシュダムコンクリートの硬化体組織と物性 |
副題 | |
筆頭著者 | 佐藤道生(電源開発) |
連名者1 | 小早川真(太平洋セメント) |
連名者2 | 小津博(太平洋セメント) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 長期材齢、フライアッシュ、ポゾラン反応、C-S-H、ダム、空隙径分布 |
巻 | 21 |
号 | 2 |
先頭ページ | 877 |
末尾ページ | 882 |
年度 | 1999 |
要旨 | 30%フライアッシュ混合中庸熱ポルトランドセメントを用いて施工された、材齢34年を経た池原ダムより採取したコンクリートの硬化体組識の解析および物性評価を行った。コンクリート中のフライアッシュ粒子の内部には5μm程度の反応層が形成され、ポゾラン反応の進行は著しかった。副生したCa(OH)2は、ポゾラン反応によりほとんどが消費され、C-S-HのCa/Siモル比は1.2〜1.6であった。フライアッシュの反応率は約70%と推定された。コンクリート中の全空隙量および50nm以上の空隙量は少なく、密実な硬化体を形成していた。施工時より噴霧養生した供試体の圧縮強度は長期材齢にわたり増進していた。 |
PDFファイル名 | 021-01-2147.pdf |