種別 | 論文 |
主題 | アルカリシリカ反応におけるカルシウムの役割 |
副題 | |
筆頭著者 | 荒野憲之(電気化学工業) |
連名者1 | 川村満紀(金沢大学) |
連名者2 | 寺島努(金沢大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | アルカリシリカ反応、ASRゲル、カルシウム、膨張、モルタル |
巻 | 21 |
号 | 2 |
先頭ページ | 1057 |
末尾ページ | 1062 |
年度 | 1999 |
要旨 | 外部からのアルカリおよびカルシウムの供給の有無による、モルタル中に生成されるASRゲルの組成の違いをBSE-EDS分析により明らかにし、カルシウムのASR進行におよぼす影響や膨張性との関係を検討した。Ca(OH)2量を減少させるためにシリカフュームやフライアッシュを添加したモルタルでは、NaOH溶液がモルタル内部へ充分浸透しても膨張性のASRゲルが生成し難いことがわかり、膨張性のゲルの生成にはCa(OH)2の存在が必要条件となると推察した。また、ゲル中のアルカリ量の増加はモルタルの膨張量を減少させるのに対し、カルシウム量の膨張量に及ぼす影響は顕著ではないことがわかった。 |
PDFファイル名 | 021-01-2177.pdf |