種別 | 委員会報告 |
主題 | 材料設計支援システム研究委員会報告 |
副題 | |
筆頭著者 | 坂井悦郎(東京工業大学) |
連名者1 | 名和豊春(北海道大学) |
連名者2 | 横田弘(運輸省) |
連名者3 | 丸屋剛(大成建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 21 |
号 | 1 |
先頭ページ | 19 |
末尾ページ | 28 |
年度 | 1999 |
要旨 | 1.はじめに コンクリート構造物の設計を仕様規定型から性能照査型に移行しようとする検討が進められている。性能照査型の設計においては、各種構造物におけるコンクリートの要求性能を明確にすることが不可欠となり、コンクリートの観点から見れば、今までとは異なる多用な性能が要求される可能性がある。このような設計体系に対応するには、コンクリートの要求性能を照査するための新たな材料設計手法の確立が必要になる。 本研究委員会は、このような背景のもとで1997年に設置され、コンクリート構造物の要求性能と材料の要求性能の関連、要求性能を照査するための材料設計モデルの現状や将来の可能性などに着目した調査研究活動を行ってきた。主要な検討課題は以下のとおりである。 1)各種コンクリート構造物における要求性能と材料設計との関係の整理 2)性能照査型の設計体系における材料設計のあり方、およびそれらを実際に適用した場合のコンクリート構造物設計の検討 3)コンクリートの材料設計を簡便に行うための照査技術の現状等に対する検討 4)数値解析手法やコンピュータシミュレーションなどを有効に利用した材料設計手法を確立するための課題と今後の研究の方向性の検討 これらの課題に対して効率的に活動を行うために、以下の3つのワーキンググループ(WG)を設置した。 1)モデル調査WG(主査:名和豊春) 2)現象要求性能WG(主査:丸屋剛) 3)構造物要求性能WG(主査:横田弘) 本研究委員会の調査・研究成果は、委員会報告書を作成し、1999年5月11日に開催した「材料設計とコンクリート構造物の性能に関するシンポジウム」において報告している。本稿では、委員会報告の要点を紹介する。 |
PDFファイル名 | 021-03-0003.pdf |