種別 | 論文 |
主題 | 都市ごみ焼却灰を主原料としたセメントの硬化体における塩化物イオンの挙動 |
副題 | |
筆頭著者 | 平尾宙(太平洋セメント) |
連名者1 | 横山滋(太平洋セメント) |
連名者2 | 原澤修一(太平洋セメント) |
連名者3 | 阿部道彦(建設省) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | エコセメント、都市ゴミ焼却灰、塩化物イオン、自由水、フリーデル氏塩 |
巻 | 22 |
号 | 2 |
先頭ページ | 13 |
末尾ページ | 18 |
年度 | 2000 |
要旨 | 都市ゴミ焼却灰を主原料としたセメント(EC)の塩素量は、普通ポルトランドセメント(OPC)および高炉セメントB種(BB)より多く数百ppmであるが、水溶性塩素として検出されるのは全塩素の約2割である。セメント中の塩素量を1000ppmに調整したモルタルの自由水中Cl-濃度はSO42-濃度の低下とともに急速に低下し、Cl-の低濃度化はECが早く、OPCは遅い。いずれのセメントも材齢3日でほぼ全量の塩素がフリーデル氏塩を主体とする水和物に固定される。ECのモノサルフェート水和物およびフリーデル氏塩の生成はOPC、BBよりも早く、自由水中Cl-濃度の低下はこれらの水和物の生成に起因すると考えられる。 |
PDFファイル名 | 022-01-2003.pdf |