種別 委員会報告
主題 セメントコンクリート試験装置調査研究委員会報告
副題
筆頭著者 笠井芳夫(日本大学)
連名者1 湯浅昇(日本大学)
連名者2
連名者3
連名者4
連名者5
キーワード
22
1
先頭ページ 15
末尾ページ 22
年度 2000
要旨 はじめに
わが国にコンクリートが導入されて100年以上を経過した。
この間コンクリートは、わが国の土木・建築構造物の主要な材料として発展を遂げ、1985〜1990年頃の最盛期には、セメントの生産量は年間約1億トンとなりレディミクストコンクリートの生産量は約2億m3に達した。現在の不況下においても最盛期の70〜80%を維持している。
この様に、セメント・コンクリートは建設材料として最も重要な位置を占めている。この調査研究委員会は、わが国のコンクリート産業を支えてきたセメント・コンクリートの試験装置の調査研究を目的として、平成10年4月に設立された。
当初の目的としてあげた委員会の主な目標は、以下のようであった。
(1)既に役割を終えた試験装置・器機などが次々と廃棄されているが、それらの装置を記録に留め、できれば保存の切っ掛けをつくりたい。
(2)若い研究者が試験装置の開発や研究の際、既往の試験装置などを検索して研究のヒントを得るための資料としたい。
ところが、いざ活動をはじめてみると、後述するように、いくつかの障壁が明らかとなり、そのため当初の目標とはやや異なるところも生じてきた。そこで、試験装置の検索などに便利なようにするという意図を進めて。セメントの製造関連、過去の試験方法とこれに用いられた装置あるいはJIS、JCI規準をはじめ、土木・建築学会規準などに規定された試験などについて装置器具などを集録した。
報告書の内容は(1)セメントの製造、(2)コンクリート材料の試験、(3)フレッシュコンクリートの試験、(4)コンクリートの初期性状・早期迅速試験、(5)硬化コンクリートの試験、(6)各種コンクリートの試験、(7)汎用械器とした。
委員会の報告書は、委員会としては可成り努力した積りであるが、短時間でまとめたため未熟なところが多々あります。読者各位におかれましては、是非お気付きの点をJCI事務局、あるいは研究委員にご教示下さい。何かの機会に訂正できればと考えています。
PDFファイル名 022-03-0003.pdf


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