種別 | 論文 |
主題 | 転炉スラグを利用したコンクリート混和材の特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 梅村靖弘(日本大学) |
連名者1 | 佐藤正己(太平洋セメント) |
連名者2 | 露木尚光(日本大学) |
連名者3 | 原田宏(日本大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 転炉スラグ、混和材、遊離石灰、エージング、β−C2S、低発熱性 |
巻 | 23 |
号 | 1 |
先頭ページ | 313 |
末尾ページ | 318 |
年度 | 2001 |
要旨 | 転炉スラグは、高炉スラグと同様に製鋼過程で産出される産業副産物であるが、コンクリート混和材として有効利用されている高炉スラグに対して、含有する遊離石灰と酸化鉄による膨張作用のため十分に有効利用されていない。著者らは、転炉スラグを低温で焼成処理した後、アルカリ水溶液に浸漬処理して粉砕することで、安定した品質になることを見出した。この処理を行い、75μm以下まで粉砕した試料をOPCに30から70%内割り置換したモルタルおよびコンクリートの特性を測定した結果、材齢91日では膨張が抑制され長期強度発現が認められ、水和発熱速度及び断熱温度上昇値は低減されることが明らかとなった。 |
PDFファイル名 | 023-01-1042.pdf |