種別 | 委員会報告 |
主題 | コンクリート構造物のクリープおよび収縮による時間依存変形研究委員会報告 |
副題 | |
筆頭著者 | 阪田憲次(岡山大学) |
連名者1 | 井上正一(鳥取大学) |
連名者2 | 大野義照(大阪大学) |
連名者3 | 佐藤嘉昭(大分大学) |
連名者4 | 下村匠(長岡技術科学大学) |
連名者5 | 椿龍哉(横浜国立大学) |
キーワード | |
巻 | 23 |
号 | 1 |
先頭ページ | 11 |
末尾ページ | 18 |
年度 | 2001 |
要旨 | 1.はじめに コンクリートのクリープ・収縮は、古くからセメント・コンクリート工学における中心的研究課題のひとつであった。プレストレスの減少、有害なひび割れの発生、常時荷重下における構造物の経時変形および応力の再分配など、コンクリートのクリープ・収縮は構造物の種々の性能に直接・間接に影響する。 一方近年、コンクリート構造物の設計体系は、構造物の各種性能をより精緻に評価することを指向する性能照査型設計に確実に移行しつつある。従来にない長大・巨大なコンクリート構造物が建設され、100MPaを越える高強度コンクリートに代表されるように、使用材料の範囲も拡大している。コンクリートのクリープ・収縮現象を正しく取り扱い、適切に設計に反映させることは、ますます重要な課題となっている。 このような背景のもと、本研究委員会は、土木・建築・材料・構造・理論・応用の枠を越え、コンクリートのクリープ・収縮に関連する諸問題に対し組織的かつ集中的に取り組み、本分野の技術と研究の進展に寄与することを目的に活動を行ってきた。本稿は、その成果の概要について報告するものである。 |
PDFファイル名 | 023-03-0002.pdf |