種別 | 委員会報告 |
主題 | 建築・土木におけるコンクリート構造物の設計・施工法の統一に関する研究委員会報告 |
副題 | |
筆頭著者 | 芳村学(東京都立大学) |
連名者1 | 睦好宏史(埼玉大学) |
連名者2 | 西山峰広(京都大学) |
連名者3 | 畑中重光(三重大学) |
連名者4 | 上田多門(北海道大学) |
連名者5 | 梅原秀哲(名古屋工業大学) |
キーワード | |
巻 | 23 |
号 | 1 |
先頭ページ | 41 |
末尾ページ | 50 |
年度 | 2001 |
要旨 | 1.序 我が国における建設分野では建築と土木が明確に区別され、それぞれの技術基準は歴史的経緯を踏まえて独立に定められているのが現状である。コンクリート工学の分野においても、コンクリート構造物の設計、施工法は両分野において独自に制定されている。 一方、海外を見れば、一般に建築と土木は区別されていない。たとえばアメリカでは、コンクリート構造物の設計法はACI Building Codeに規定されており、これをベースに橋梁の設計法(AAHTO)等へと拡張発展されている。すなわち、アメリカにおいては、コンクリート構造物の設計法は、ACI Building Codeに集約されているといえる。また、ヨーロッパでは、Eurocodeが建築、土木のコンクリート構造物設計法の共通基準として認められている。 我が国のように建築と土木が明確に区別され、それぞれに独自の基準が使用されていても、国内的には、これからも問題となることは少ないであろう。しかし、ISOのような国際基準の整備、統合が進められつつある現状を見た場合、対外的には、このままでは様々な支障が生じてくることが予想される。 本研究委員会では、このような状況を背景として、1998年から2年間にわたり、建築と土木分野におけるコンクリート構造物の設計法と材料・施工法について比較検討し、両者を統合する作業を進めてきた。以下に、設計WGと材料・施工WGにおける活動と成果の概要について報告する。 |
PDFファイル名 | 023-03-0006.pdf |