種別 |
論文 |
主題 |
酸性雨が作用したコンクリートの内部組織の変化に関する基礎的研究 |
副題 |
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筆頭著者 |
久場公司(鹿児島大学) |
連名者1 |
審良善和(鹿児島大学) |
連名者2 |
武若耕司(鹿児島大学) |
連名者3 |
山口明伸(鹿児島大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
酸性雨、表面の褐色化、中性化、内部イオン濃縮、各種酸性物質、acid rain、the browning of the surface、neutralization、the concentration of the inside ion、a few acidic products |
巻 |
25 |
号 |
1 |
先頭ページ |
713 |
末尾ページ |
718 |
年度 |
2003 |
要旨 |
酸性雨劣化促進試験を実施し、酸性雨が作用したコンクリートにおける外観変化や内部組織の変化について、化学分析結果をもとに検討を行なった。その結果、酸性雨によるコンクリート表面の褐色化は、コンクリート中のFe(OH)3がH2SO4と反応し、赤褐色を示す2Fe(OH)SO4を生成するために生じることを確認した。また、ある程度中性化が進行しているコンクリートは、酸性雨により中性化が促進される。この中性化の促進メカニズムは、酸性雨との反応により生成された中性化領域のCO32−が濃度勾配により内部に拡散するためであるということも、内部組織の化学組成分析から把握することができた。 |
PDFファイル名 |
025-01-1113.pdf |