種別 | 論文 |
主題 | 塩化物イオンの固定に及ぼすセメント組成の影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 平尾宙(太平洋セメント) |
連名者1 | Hassan ZIBARA(太平洋セメント) |
連名者2 | 高橋晴香(太平洋セメント) |
連名者3 | 山田一夫(太平洋セメント) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | 塩化物イオン、鉱物組成、C3A、少量成分、Friedel氏塩、Freundlich吸着曲線、Chloride ion、Mineral composition、C3A、Minor component、Friedel's salt、Freundlich isotherm |
巻 | 26 |
号 | 1 |
先頭ページ | 855 |
末尾ページ | 860 |
年度 | 2004 |
要旨 | Cl-浸透を予測する上で重要なセメントのCl-固定を、多種の国内セメントを用いて評価し、幅広い鉱物組成のセメントによるCl-固定化挙動の推定方法を提案した。高Cl-濃度(3M)溶液中のペーストのCl-固定はFriedel氏塩量が支配的であり、C3A量と高い相関を示す。低濃度(0.1M)ではその他の水和物の寄与が大きくなる。セメント少量成分のMgOはC4AFの組成と量を変化させるが1〜3%ではCl-固定にほとんど影響が無い。SO3はCl-固定量を低下させるがJIS R 5202の範囲では影響は小さい。多種のセメントペーストによるCl-固定曲線は、セメントの化学組成および鉱物組成から回帰分析によって予測することができる。 |
PDFファイル名 | 026-01-1134.pdf |