種別 |
論文 |
主題 |
壁梁が偏心接合されるRC柱のせん断破壊性状に関する実験的研究 |
副題 |
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筆頭著者 |
吉留潤平(鹿児島大学) |
連名者1 |
塩屋晋一(鹿児島大学) |
連名者2 |
町頭洋平(鹿児島大学) |
連名者3 |
見越勇也(見越建築設計事務所) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
偏心接合、せん断耐力、鉄筋コンクリート、柱、壁梁、柱梁接合部、Eccetric Joint、Shear Strength、Reinforced Concrete、Column、Wall Girder、Girder-Column Joint |
巻 |
26 |
号 |
2 |
先頭ページ |
475 |
末尾ページ |
480 |
年度 |
2004 |
要旨 |
壁梁の偏心接合が柱のせん断破壊性状に及ぼす影響を調べるため水平加力実験を行い、水平せん断力−部材角関係・破壊状況・初期剛性・せん断耐力について検討を行った。その結果、せん断耐力が開口内法長さを柱長さとする柱の耐力の60%まで低下し、せん断耐力に対する設計式の安全率が大きく低下した。せん断ひび割れは、壁梁が取付く柱面に先行して発生し、その直後にせん断耐力を決定した。本試験体のようにせん断補強筋の少ない既存柱では、せん断ひび割れ強度がせん断耐力とほぼ等しくなる。また、柱のせん断応力状態を考慮して主応力度仮説に基づき誘導した、せん断ひび割れ強度や壁梁の偏心接合によるせん断耐力の低下率は実験値をほぼ推定できた。
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PDFファイル名 |
026-01-2080.pdf |