種別 |
論文 |
主題 |
コンクリートのDEFによる硫酸塩膨張の生起条件の検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
羽原俊祐(岩手大学) |
連名者1 |
福田峻也(岩手大学) |
連名者2 |
小山田哲也(岩手大学) |
連名者3 |
藤原忠司(岩手大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
エトリンガイトの遅延生成(DEF)、膨張、蒸気養生、硫酸塩、耐久性、Delayed Ettringite Formation、Sulfate deterioration、Expansion、Steam curing、durability |
巻 |
28 |
号 |
1 |
先頭ページ |
743 |
末尾ページ |
748 |
年度 |
2006 |
要旨 |
近年、EU及び米国において事故事例として報告されているDelayed Ettringite Formation(DEF)によるコンクリートの硫酸塩膨張について、その生起条件の検討を行った。セメントの種類、硫酸塩の種類とその含有量、蒸気養生条件、その後の養生(保管)条件の影響について検討した。硫酸アルカリを2%含有させ、石こうのSO3と合せて4.8%とした早強セメントを用いたモルタルで、前養生時間を4時間、90℃で蒸気養生を行い、その後の養生条件を20℃水中とした場合に、DEFによる硫酸塩膨張が生起することを見出した。膨張は、材齢20日以降に顕在化し、材齢50日では0.7%の膨張量を示した。 |
PDFファイル名 |
028-01-1121.pdf |