種別 |
論文 |
主題 |
複合劣化に起因した化学反応によるセメント硬化体の組成変化の熱力学的モデルによる再現 |
副題 |
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筆頭著者 |
細川佳史(太平洋セメント) |
連名者1 |
山田一夫(太平洋セメント) |
連名者2 |
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連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
複合劣化、熱力学的相平衡、PHREEQC、表面錯形成モデル、鋼材発錆、combined degradation、thermodynamic phase equilibrium、PHREEQC、electrostatic surface comlexation model、steel bar corrosion |
巻 |
28 |
号 |
1 |
先頭ページ |
977 |
末尾ページ |
982 |
年度 |
2006 |
要旨 |
複合劣化に起因した化学反応による硬化体の固相と液相の組成変化を,熱力学的平衡論に基づく地球化学コードPHREEQCを用いて再現するモデルの検討を行った。C-S-H表面上の塩化物イオン(Cl-)およびアルカリイオンの固定平衡に対して表面錯形成モデルを適用し,これにAFm等の水和物の溶解平衡を組み合わせることにより,中性化による水和物からの固定Cl-の溶出,C-S-HのCaO/SiO2や空隙水のpH低下,アルミネート系水和物の変化,組成の異なるセメントの[Cl-]/[OH-]の挙動といった現象を再現した。これにより,従来モデルでは困難であった複合劣化における鋼材発錆条件の評価の可能性を示した。 |
PDFファイル名 |
028-01-1160.pdf |